映画レビュー「かぐや姫の物語」翁に感情移入

※以下ネタバレを含みます

皆さまこんばんは。

インドア好きのガマと申します。

 

最近、2日連続で夜更かしができなくなってきました。

ちょっと寝てから、後で遊ぼうと目を閉じると、もう朝。

これが加齢か・・・

 

かぐや姫の物語

さて、今回は映画レビュー的な投稿です。

「かぐや姫の物語」

言わずと知れた「竹取物語」を原作としたアニメ映画。

ジブリ制作というネームバリューもあり、観たも方多いのではないでしょうか。

 

宮崎駿の「風立ちぬ」と同日劇場公開予定だった事もあって制作段階から映画の存在がよく知られていましたね。

光る竹の中から生まれた女の子を翁、(おきな:おじいさん)と媼(おうな:おばあさん)が育て、姫となった女の子は諸々の抵抗空しく月へ帰っていく、例のお話です。

まんが日本昔話を思い出しますなぁ。

 

◆劇場で観るべきだった

私は劇場ではなく金曜ロードショーでやっていたものをHDDに録画し、天気の悪い休日に暇を持て余した子供らと一緒に、気楽な感じでダラダラと2日間に分けて鑑賞しました。

 

まあ暇だし、かぐや姫でも観るかって。

 

なぜこんな形での鑑賞になったかというとテレビで予告を見て、わざわざ劇場で観るほどのものではないかなと、思い込んでしまっていたからです。

浅はかだった・・・変な先入観にとらわれず、劇場で見るべきだった。

音楽もよかった。

 

私と同じように、かぐや姫って言われてもなぁ、とお思いの皆様!

見て損はありませんぞ!

 

本当に面白い、日本人であることを誇りに思える良作でした。

唯それが、宣伝からは伝わってこなかった・・・

 

公開前の事前情報が本編より感動的だった「ベイマックス」とは真逆。

 

翁・・・分かるよその気持ち

女性で、姫に感情移入して観た方も多いようですが、そこそこのおっさんで娘を持つ私としては、もろ翁に感情移入しました。

成長していく姫の姿を見ながら、そうそう、こんな頃もあったなあ(TT)

姫との別れ際、娘が嫁いだらこんな気持ちになるのかな。

今のうちにもっと優しくしておこう(TT)

 

等々。

 

竹薮で授かった女の子を「姫」として育てると決めた翁の気持ち…

映画「リトルダンサー」で息子には才能がある。と、仲間を裏切ってでも働きに出た父親の姿に涙したこを思い出しました。

かぐや姫の物語。

全編に渡って、子供になるべくバレないようにボロンボロン感動の涙を垂れ流しながらの鑑賞となりました。

こんないい映画は久しぶりだった。

 

声優陣に敬意の念

翁の声優は地井武男さん。

最高でした。

 

地位さんといえばタレント、北の国からの号泣シーンのイメージくらいしかありませんでしたが、こんなに素晴らしい俳優(声優)だったんだなと、再認識しました。

田舎者のお爺さんなりに、姫の幸せを願う翁のイメージにぴったりでしたね。

 

プレスコアリング方式(声優の台詞にあわせて作画を行った)がハマッた感じ。

 

他の声優陣もとても良かった。

お蔭様で、大分ストレスが涙となって流れ出ました。

 

「大神」を思い出す

私はゲームも好きです。

過去にプレイした作品はなんとなく頭の中でランク付けしていますが、その最高位に位置する作品の一つに、プレステ2の「大神」があります。

「かぐや姫の物語」も良く似た感じの感動というか、同じく最高位クラスの感動でした。

同じ和テイストで作画の感じもちょっと似てるし、「大神」にもかぐや姫ネタが入っていましたね。

 

だからかな。

 

現行機のプレステ3版もありますので本映画で感動、未プレイの方は是非是非お勧めしておきます。

大人でもプレイする価値のある良作です。

 

それではまた。

 

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