映画レビュー「ロボコップ3」カネミツ社長に抱かれたい

ロボダックも好きだったけど。

※以下多少のネタバレを含みます。観てない方はご注意を。

皆様こんばんは。

インドア好きのガマと申します。

 

先日ちょっと御報告させて頂いた、LD版「ロボコップ3」の購入について。

数日してからお酒片手に、骨董品のLDプレイヤーで鑑賞しました。

 

いやー・・・とても良かったです。

良作だった、前作達への敬意の念を感じました。

リスペクト。

1が1987年、2が1990年、3が1993年公開の作品ですから、良いペースで続編が制作されていたんですね。

3年ごとなので、前作の登場人物が、あまり変わらない姿で大勢出ていて、ルイス巡査なんかは年取ったのに美人に成長していたりします(笑)。

 

続編映画でよくある、子役の成長なんかによる違和感が無く、自然に続編だって受け入れられる感じでとても良かった。

これは2にも言えますね。

自然に1の続編って感じがする。

 

◆CG無し

この頃は、まだまだCG全盛期ではないので、ロボットの動きがストップモーションで撮影されたのか、ぎこちなくて逆にリアルでした。

 

・・・あれ?

ターミネーター2の公開が、1991年。

 

あれって液体金属のT-1000はCGバリバリでしたよね。

なのに1993年公開のロボコップ3がストップモーションで撮影。

 

んーこれは制作費の差でしょうか。

 

ナニナニ・・・ロボコップ3が2200万ドルに対して、T2は・・1億ドル!!

CGは高嶺の花だったのかな。

 

まあ、CGバリバリの2014年版「ロボコップ」が面白いかと言われると、CG使った分だけ面白くなっていた訳ではなく。

(映画として良作でしたが)

CG使えば良いってもんじゃないか。

1970年の「トラ・トラ・トラ!」と43年後、2013年の「永遠の0」。

どっちのゼロ戦が良かったか?

って言われると、私なんかは前者なわけで。

(実機改造のある意味本物。)

この2作を比べるのもおかしいですかね。

 

LDプレイヤーと一緒で、古い事は必ずしも悪い事ではなく、良い武器に成り得るんですよね。

だってレトロは「古いけど良いって事」ってシュガーラッシュのラルフも言ってましたし。

 

日本の誇りカネミツ社

 

話を戻しまして、ロボコップ3。

期待通り、カッコ良く出てましたよED-209

エード トゥーオーナーインと発音していたように思う。

 

うーむカッコ良い。

 

野太い声で警告して、ドッカンドッカンとマシンガンぶっ放す御姿。

真剣に鳥肌が立ちましたよ。

 

ほんと、久しぶりに見たED先生。

 

この映画、色々と突っ込みどころは多いですが、笑ったのがカネミツ社の社長の異様なまでの威圧感。

 

傘下の会社とは言え、オムニ社の社長と会話する気が全然無い(笑)

悪魔みたいな顔で、一方的に指示を伝えるだけで。

しかもラストではこの映画をキュッと引き締める、大事な演技が(笑)

 

そう、ロボコップに一礼。

 

あんなカッコ良い日本企業、見た事がないです。

しかも、社名がカネミツ社(笑)

 

当然思いだいましたよ「おぼちゃっまくん」のお父さん、御坊亀光。

あれは「カメミツ」か。

 

ロボコップ
カネミツ社長に
抱かれたい

 

ではまた(笑)


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