映画レビュー「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」エゴだよそれは

皆様こんにちは。

インドア好きのガマと申します。

 

一応8月中だってのに、すっかり涼しくなりましたね。

このまま秋に突入していしまう気配すら感じます。

 

まあビールなんかは、盆明けからもう秋味とか売ってますもんね。

 

・・・・・。

ビールメーカー様。

 

あれはちょっと気が早いというか、早めに夏が終わった様で寂しいですぞ。


ラーカイラムでアクシズを!?

さてさて昨日、以前購入した「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」のLDを観ました。

※以下ネタバレあります。

 

相当、久方ぶりに拝見しましたが、やっぱすんごい面白いですよね、逆襲のシャア。

1988年公開の作品ですから、27年前ですか。

 

うーむ。

そんな経つかな。

 

ガンダムというと、コアなファンの方も多く、面白いだの何だのとレビューするのに少々勇気が必要ですが、私の様な一般人というか、ライトなファンもいるって事で、温かい目で見てやって下さい。

 

◆そんな昔の作品とは思えぬ

「逆襲のシャア」は最近の映画全般と比較しても、全く見劣りしません。

最近の作品と言っていいか解りませんが、エヴァの劇場版にも、勝るとも劣らない面白さ。

ガンダム自体あまり詳しくないので、これは変な比較かもしれませんが。

 

我々世代は、ガンダム~Zガンダムの再放送で育っていますから、物語の背景というか、逆シャアに至るまでの流れを極自然に把握していて、コレがこの作品を楽しめる大きな理由かもしれません。

でもDVDが30万枚も40万枚も売れていることを考えると、ガンダムオタクや我々世代だけではない、普通の人たちにも広く受け入れられているのでしょう。

面白いもんなぁ。

 

◆悲壮感がタマラン

逆シャアは戦争中ということで、劇中で登場人物がドンドン死ぬ。

ヒロインも例外でない。

この、人の死が呆気ないってのが、妙にリアルで。

 

そして最高なのがラスト。

物語が終わりきらない内に、何がどうなったか完全には教えず、流れるようにエンディングに突入。

 

最悪の事態は回避されたようだが、誰も幸せになっていない、あの何ともいえない虚無感。

そこへ持ってきてあの音楽。

 

大きめのボリュームで観ると、確実に感動の涙が流れます。

このクオリティーで120分、制作者達に頭が下がる。

 

◆これが声優

そして逆シャアは声優陣が完璧すぎますね。

特に最高なのがナナイ役の、榊原良子様。

 

ナウシカのクシャナ殿下、パトレイバーの南雲さんの人。

どの役もぴったり過ぎて怖いですね。

 

こんな凄い作品が、ファミコン全盛期の古い時代に公開されていたなんて、恐ろしい事です。

海外の友人にドウダ!日本のアニメは!って見せつけてやりたい思いです。

 

え?

 

お前、海外に友人が居るのかって?

 

いませんよ。

 

海外どころか、日本にも居ませんけどね、オタク話が堂々とできる友人・・・。

ガンダムの様なメジャータイトルだと、オタクって程じゃないのかな。

 

イヤハヤ。

毎度ですが、コレが108円とはね。

ハードオフに感謝。

 

LDのせいか、なんか全体的に色が薄かったような気がしますが・・・。

それではまた。