皆さま、おはようございます。
タイトルの玉吉の話とはちょっと無関係ですが、昨夜「ふしぎの海のナディア」を全話見終えました。
少し前にハードオフで見つけ、全10巻で500円と破格にて購入した本品。
感想はまた後日にでも。
いい買い物でした。
結局買った「桜玉吉 漫喫玉日記四コマ便」
さて、また桜玉吉の本のお話です。
私はファミコン通信時代からの玉吉ファンです。有名誌ですし、「しあわせのかたち」が当時好きだった方も多い事でしょう。
その、しあわせのかたちの続編の続編、「御緩漫玉日記」の連載が終了して、かなりの時間が経過。
続編はもう厳しいかと思われたある日。
Amazon経由で「漫喫漫玉日記深夜便」の存在に気が付き、即購入しました。
嬉しかった。
前作、「御緩漫玉日記」の最終巻である3巻が2007年発売、「漫喫漫玉日記」のコミックスが2013年発売ですから、本当に久しぶりの漫画日記形式の桜玉吉作品だったのです。
で、私は2015年に遅ればせながら深夜便を購入。
その漫喫漫玉日記の出来が非常によかった。
今の私と作品内の作者の年齢がまあまあ近いこともあってか、ハンバーガー屋のエピソードなんか、共感でき過ぎて、かなり笑えます。
ただ、コミックスとしてはページ数が多くは無く、やや物足りない。
・・・読みたいよ、もっと。
そうなると欲しくなるのが続編ですね。
漫喫の巻末予告にも記載されていましたが、一応コミックビーム宣伝4コマをまとめた「漫喫漫玉日記 4コマ便」なる本は発売されているようです。
でも読みたいのはもう少しボリュームのある漫画日記。
今は作者の体調も良いのか、週刊文春にて半ページ程度の作品、「日々我人間」が連載中ですから、此方のコミックス化を待つか・・。
等と思案しつつ、Amazonで4コマ便のレビューをちょっと見ると、かなり評判が良い。
掲載作品が4コマのみ、というのがちょっと引っかかりましたが・・・
何より深夜便のような作品ををもっと読みたかったし、レビューを信じ、購入してみました。
読まなくても手元に置いておきたくなるような、良い装丁です。
本と言うより玉吉グッズと言った趣。1ページ1本掲載。
DVDケースと同じ位の高さで、小さいです。
で、肝心の中身ですが、かなり楽しめました。
4コマという事で内容が薄いかと言うと、そんなことは全然なく、むしろギュッと凝縮された玉吉の日記漫画です。
傘の話とか声に出して笑ってしまいました。
掲載本数は約100本。
これに鬱時代の結構生々しい対談などが挟まれるので、買って損した感は全くないです。
私は見た目含めて気にい行ったので、今後売却等で手放すことは無いと思います。
まあ・・・本音を言えば1話がもっと長い作品が読みたい所ですが、四コマ便は十分に桜玉吉を漫喫出来る作品かと思います。
時系列的には深夜便の連載時に被るのでセットで読むのがお勧めですね。
ファンならずともやや年配、30代以降の人なら万人が楽しめる良作だと思います。
今現在、週刊文春にも連載を持つ桜玉吉。
文春はコンビニにも余裕で置いてある有名誌。
・・・・・。
何だか世間一般に認められしまうとちょっと寂しい気もしますが、これからもファンであり続けたいと思う、そんな一冊でした。
それではまた、どこかでお会いしましょう。
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