「モンスト」でビジネスチャンスを

皆様今日は。

インドアっぽい事が好きな人、ガマと申します。

記事作成時、外は雨。

私の住む地域では雪も降らない事はなく、この雨天に春を感じますね。

「あ、雪じゃない」っていう。

そんな感じで今回のお話が始まります。

今回はスマホゲーム、「モンスト」のお話です。

それがモンストですか。

２月中旬のある日。

仕事の取引先で担当者の元を訪ねたら、その人がスマホを弄りながら出現した。

彼を仮に「モン太郎」とする。

モン太郎はその名にそぐわない、結構エライ立場の人だ。

見た目は・・そうだな。

ＥＬＴの男の人を改造すれば作れる気がする。

年齢に対して、結構若く見える感じだ。

登場したモン太郎の口は、何やらモグモグと動いており、どうやら食事休憩の終盤だったらしい。

（あ、ちょっと早く来過ぎたかな・・。）

私「お世話になります。」

モン太郎「やあ、ガマ君ごめん。ちょっとコーヒー飲むから付き合って。」

私「あはい、ちょっと早く来過ぎましたね。すみません。」

余談だが私はコーヒーが苦手だ。

だがこの場合、私に許された選択肢は

「飲む」

「喜んで飲む」

の２つだけ。

今の世の中、ドラクエの如き

「はい・いいえ」

でな済まさぬことが多々あるのである。

テーブルを挟んで向かい合う形でモン太郎と席に着く。

彼は気さくな人であるし、そのままコーヒーを飲みながら雑談モードへ移行。

まだ仕事の話にはならない。

雑談中、その間もモン太郎はずーとスマホを弄っていた。

スマホで何をしているのか気になる私。

それはゲームのように見受けられ、ちょっと何してんのか聞いてみる事にする。

私「お、ゲームですかそれ。」

モン太郎「いやあ、モンスト熱が復活しちゃってさ。」

私「モンスト？・・ですか。」

・・・・。

モンスト。

その単語は結構前から耳にしたことはあった。

何やらスマホゲームな認識も一応は持っていましたしね。

テレビＣＭはバンバン放映しているし、Youtubeのお勧め動画にもモンストのものがあった・・ような気がする。

だが、私自身全くプレイした事はない。

（モンスト・・かぁ。）

モン太郎氏の年齢は私よりやや上。

その年齢を考えると随分とヤングな趣味のある人だなぁ・・と、密やかに思った。

言ってしまえば

「いい年こいて何やってんだ」

と。

んまあ・・。

暇さえあればＧＴＡな私が言うのも、非常に大きなお世話ではありますがね。

でもまあ、ゲーム繋がりで興味が沸いたので、モンストについて少しモン太郎氏の話を聞く事にする。

アレコレこうで随分と長い事やっていたが、半年前に飽きて止めた。

しかし最近とある事からプレイを再開、色々とまた面白くなっていたので、再びハマり始めている・・との事であった。

ふーん。

最近また面白くなったって事は、ＧＴＡのようにアップデートがあるのでしょうな。

何かキャラの画像等を見せられるも、意味が解らない私。

ビックリマンシールのヘッド（プリズムなシール）みたいなものかな・・。

それ等を集めているということかね。

そう思った。

◆悲しいけど、これ仕事なのよね

ここへ来た目的はなんであるか。

それは、お仕事だ。

まあ言ってしまえばモン太郎自身に興味は無く、私は仕事の契約が欲しいのでありますね。

目的はそれ。

（モン太郎はメッチャいい人だが）

なのでここは、話を合わせモン太郎の気を引く・・とでも言えば良いのか、兎に角まあビジネス的な結果に繋げたい。

なので得意分野であるゲームの話から仕事の話に発展させ、勝負を仕掛ける事にする。

私「モン太郎さんモンストやるんですね～。前から興味あったんで、私も始めてみようかな（ちょっと嘘）。」

モン太郎「おお良いね。また今度やろうよ。ホレ、ファイナルファンタジーのコラボイベントとかあるんだよ。」

とか何とかで・・。

以降仕事の話となり、それなりの手応えを得て、私はモン太郎の元を去った。

仕事中に「ファイナルファンタジー」の単語を耳にするとは思わなかったワイ・・。

◆モンストはビジネスツールか

帰宅し、早速モンストのアプリをインストール。

アプリを入れたのは、玩具にしているアンドロイド４．４の端末だ。

この端末はＷｉ－Ｆｉ運用のみで使っている。

アプリを起動。

適当にプレイし、クエストを進める。

私は以前にもスマホでソシャゲをしたことがあり、何となく要領は解る。

やったのは「ポケモンＧＯ」と「ＦＦＶＥ」だけで、直ぐに飽きてしまったけど・・。

それらのゲーム同様、直ちに飽きてくる私。

初期はバトルにも負けないし、その意味も解らない。

ＧＴＡとは面白さの質も違うし、馴染めない。

オマケに一人でプレイし始めたのも、今思えばマズかった。

だが目的はモン太郎との円滑な会話。

その取っ掛かりにモンストを使いたい私は、そう簡単に投げ出す訳にもいかずプレイを続けた。

もう少し強いキャラを得ようと、どうでもいい気持でガチャを引く。

何度かやって得た、☆５つのキャラは

「スサノオ」

という人だった。

日本の神様的なアレですな。

モンストプレイヤーな知り合いに聞くと、「スサノオ」はそれなりに良いキャラクターらしい。

スサノオの容姿には、昭和チックな何かが感じられ、益々ビックリマンシールなわけだが・・。

よし。

もうこれでいいや。

この「スサノオ」を切っ掛けに、モン太郎との会話を行おう。

そこからビジネスチャンスに繋げるのだ。

フレンド良いですか？

２月２０日頃。

会話奥義、「スサノオ」を引っさげて、再びモン太郎の元を訪ねる。

仕事の話はさて置いて、モンストトークを開始。

中々に自然な感じで、モン太郎と会話を始める。

流石はモンストだ。

私「へへへー。

ワタクシ、【スサノオ】引いたんですよースサノオ。

グフフのフ。

フレンドなって下さいよ～。」

モン太郎「ダメ。」

私「え・・・！？？」

モン太郎「スサノオじゃ駄目だね。

【パンドラ】連れてきたらフレンドなってあげるけど。

ガマ君さ、まだ始めたばかりでしょ？

【リセマラ】しなよ、リセマラ。

そんでパンドラで始めた方がいいよ、絶対。」

・・・・。

・・・・。

・・どうすれば良いのですか・・。

◆リセットマラソン

モンストにおけるパンドラとは何であるか。

それは簡単に言うと、現状で一番良いキャラだそうな。

強いし、汎用性があるらしい。

ではリセマラとは？

んまあ、それは何となくではあるが知っている。

初期状態で良いキャラが出るまで、アプリのインストール・アンインストールをエンドレスで繰り返すのであろう。

まるでマラソンのように。

それをやれと。

頑張って育てたスサノオに別れを告げ、私に一からやり直せと。

そう仰るのか。

（この時、仕事の話は難なく纏まってしまった。）

その時点で私のランクは９０程度。

まあそんなに凄くは無いが、私なりに頑張ってプレイしたつもりだ。

なのに・・なのに・・。

モン太郎が何故、私にリセマラを進めたのか纏める。

・スサノオスタートじゃそのうち詰む。

・ガチャを引ける「オーブ」が沢山タダで貰えるのは初期だけだ。

・数日後の月末には、三日間ほどの期間限定イベント「超・獣神際」があり、パンドラはその時しか出ない（詳細は省きます）。

・パンドラが居れば、それなりにスターになれる。

・何故なら古参プレイヤーは、意外とパンドラを持っていない（新しめのキャラだから）。

・汎用性だね。汎用性。

・やるなら今しかねぇ。

・課金？俺はコツコツと時間を掛けて６０万はした。

おいおい・・。

驚くべきはその課金額。

６０・・万ですか。

聞けばガチャを引くための「オーブ」という玉は初期にはドンドンもらえるが、高ランクになると逆に貰い難くなるらしい。

欲しければ難しいクエストをやったり、プレゼントされるのを待ったり、

課金したり

するらしい。

オーブを買い、ガチャをする為に。

課金が嫌なら頑張ってリセットマラソンをし、良いキャラを、出来ればパンドラを引く。

それで始めるととても効率が良い。

ってな話のようだ。

何となく理解できたけど・・。

・・・・。

んなアホな。

私のお気に入り、「スサノオ」は

どうなるのさ。

◆スマホ、地獄のコンビネーション

その帰路、運転しながらあるアイデアが浮かぶ。

（※注：私はモンストのド素人ですからね。）

リセマラか・・。

要はアレだろ。

ガチャを引くのに必要な「オーブ」が沢山手に入れば、スサノオのアカウントを消さなくてもいいのだろう？

スサノウアカで何回もガチャって、パンドラを引けば良いのだから。

モンスト。

このゲームでは、他プレイヤーとの初顔合わせや、フレンド登録によってオーブが貰える（回数制限があり、初期だけ）。

スサノオアカで、何回も初顔合わせや新規のフレンド登録を繰り返せば沢山のオーブが集まる筈だ。

スマホ端末なら、スサノオが入っているアンドロイド以外にも、私はiPhoneを併用している。

このiPhoneだけでリセマラ・フレンド登録を繰り返し、スサノオアカのオーブを貯める。

これで行こう。

早速実行に移す。

iPhoneで新たなアカウントを取り、スサノオアカと顔合わせ・フレンド登録を繰り返す。

何回も、何回も、まさにリセマラである。

すると、目論見通りスサノオアカに１５０個程のオーブが溜まった。

よし、これで大丈夫だろ。

超・獣神祭

２月２７日。

噂のパンドラなどのレアキャラが排出される、「超・獣神祭」が始まった。

満を持して、ガチャ開始する。

色々あって、この時点でスサノオアカのオーブは２００個ほどになっていた。

１０連ガチャというのを４回は引けるのでありますね。

ガチャガチャ・・っと。

♪テーテテテ

テーテーテーテー！！

スーパー

レア！

・・・・。

そこには・・「スーパーレア」のアナウンスも空しく、絶対レアではないキャラがズラリと並んだ。

名前が分らないので、見た目から名付けたアダ名で御紹介すると、

・マメを持った少年

・筋トレするデブ

・一休さん

・お寺

・・・・。

絶対駄目だろコイツら。

・・・・。

なーに。

使ったオーブはまだ半分だ。

続きを引いてやろうではないか。

ガチャガチャガチャ・・と。

・・・・。

結果。

良さそうなキャラだけをご紹介すると、

・ポセイドン

・皇太后

・ノア

・周瑜

等を引き当てるも、物凄く良いキャラであるパンドラやガブリエルは何処にも居なかった。

（少し調べて、何が当たりか勉強した）

グヌヌ・・。

簡単に言うと

作戦失敗

であるな。

この時点で、モンストにおけるガチャの面白さを理解する私。

良いキャラを目指してガチャするのが、メッチャ面白い。

どうする。

スサノオに別れを告げて、２台でリセマラするか。

超・獣神際の期間はまだ二日ほどある。

リセマラしまくればかなりの回数のガチャが引ける筈だ。

あ、そうだ。

協力者を求めるのはどうだろうか・・・・。

◆第二回リセットマラソン大会

決めた。

生まれて初めてのアカウントでもあったし、とても愛着があったが、スサノオアカに別れを告げ、スマホ２台でリセマラする事にする。

完全にやり直しだ。

パンドラが出る超・獣神際は３月２日まで。

まだ時間はある。

と、ここで私の奥様であらせられる、ワイフ子を仲間に誘った。

ワイフ子は、とある事からソシャゲに多少興味を持っており、すんなりと参加してくれた。

（そこら辺のお話）

スマホ３台で顔合わせ・フレンド登録をしながらリセマラすれば、効率は飛躍的にあがる・・筈だ。

・・素人なりに考えたんですけどね。

リセマラに次ぐリセマラ。

更にリセマラ。

遅れるＧＴＡオンラインのお金稼ぎ。

滞るブログ更新。

お恥ずかしい話ではあるが、モンストにどハマりした。

まだ極初期の状態ではあるが面白い。

メッチャ面白い。

今まで経験したソシャゲとはワケが違う。

これはモン太郎含めて私の周囲に多くのモンストプレイヤーが居たのも大きかったと言える。

周囲が皆師匠状態であり、なんでも回答してくれるぞ。

リセマラを続ける。

リセマラが絡んだスマホは三つ。

・私のアンドロイド。

・私のiPhone。

・ワイフ子のiPhone。

さあ！

出てこいパンドラ！

何度もリセットするうち、何だかもう忘れてしまったが、多くの☆５キャラを捨てた。

・・すまねえ皆・・。

だが流石はパンドラ。

全然出てこないね・・。

ここでワイフ子のiPhoneに目をやる。

何やら１０連ガチャを引く様子だ。

お、見せて見せて。

・・・・。

・・・・。

と、そこに現れたのは・・。

なんと。

ワイフ子は１６回目のガチャでパンドラを引き当てた。

くおおぉぉー・・。

パンドラ様、何故其方に。

私めに慈悲を・・御慈悲を・・。

・・・・。

結局、リセマラを３月２日のイベント終了まで繰り返すも、私の端末にパンドラ様が現れる事は無かった。

しかし凄いなオイ。

◆リセマラの夢の終わりに

結果。

私のアンドロイドには「ガブリエル」というリセマラの評価としては、パンドラに次ぐ２番目辺りのキャラが。

私のiPhoneには「ルシファー」という評価でいうと３番目とかのキャラが。

ワイフ子のiPhoneには見事「パンドラ」が出現して、イベント終了を迎えた。

・・・・。

限界。

もう限界だ。

端末もアカウントもバラバラだが、私はガブリエルとルシファー、２つのアカウントを使って、モンストに挑む事とする。

そして正直言って、ちょっとモンストのプレイ自体に満足してしまった。

いやー。

リセマラ面白かった。

出る時は出るのだなぁ・・。

話を終わります。

モンストが分からない方、申し訳ありませんでした。

リセマラが終わり、ＧＴＡの記事も書き始めていますので・・。