部屋を継ぐもの

皆様、新年明けましておめでとうございます。

 

少々遅いですが、これが2019年一発目の記事。

本年もこの変なブログを、宜しくお願い申し上げます。

 

いやー、しかしねぇ。

2019年ですって、2019年。

 

「2001年宇宙の旅」なんてタイトルがありますように、近未来が舞台だという映画は多いものです。

そして確か、ハリソン・フォードの「ブレードランナー」という映画は2019年の未来世界を描いたものだった。

古い作品ではありますが、それがもう今年だとは信じられぬ。

 

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でマーティ達が行ったあの「未来」なんて、もう現実世界では過去なんですぜ。

ややこしいけどさ。

(2015年でしたっけ)

 

・・・・。

 

まあいいか。

時に抗う術もなし・・術もなしですじゃ。

 

では、お正月なインドア雑記が始まります。

書いてみた結果、あまり面白い気がしませんが、気が向いたらお付き合いを。



実家に行ってまた持ってきた

ワタクシ、実家に帰省してまいりました。

年末から数日、お泊りで。

ほらほら「帰省」て、ザ・年末年始って感じがしますでしょう?

 

んで、その昔使っていた私の部屋、初代「インドア秘密基地」に行くと、以前より何だか汚れている。

 

何だろう。

ホコリというよりは、土っぽいというか・・。

妙~なアウトドア臭がするというか。

 

何だよもう!

とか思い、その汚れについて聞きますと、その原因は頻繁なネコの出入りにあるそうでして、ネコに文句言っても仕方がないか・・と、自分を納得させた次第。

 

私の部屋を引き継ぐ者、それはネコってか。

まあ・・今は誰も使っていないし、仕方がないね。

 

さらには、「部屋を本格的に片付けたい」と言われてしまったので、コリャマズいぞと思い、捨てられる前に色々とお宝を避難してまいりました。

それらの至宝、今からご紹介しますね。

 

大量のファミコン通信

先ずはコレ、

大量の「ファミコン通信」でございます。

 

その数、いちにいさん・・。

 

えー、凡そ60冊ほど。

何冊かゲーセンの雑誌「ゲーメスト」が混ざっております故、その数は曖昧ではありますが、とにかく凄い数だ。

 

90年代前半。

毎週欠かさずにファミコン通信を買っていた私は、読み終わっても捨てずに全冊保管していた。

その数は今回持ち帰った60冊の比ではなく、んもう普通な和風建築の床から天井まで、高さににして2メートル以上、数百冊に達した。

 

やがて平積みでも部屋に置ききれなくなり、これじゃ重さで家が壊れるワと怖くなり、大整理。

雑誌タイトルが「ファミ通」に変更されて以降の号を、ほぼ全て捨て去ったのだった。

 

でもね。

「ファミコン通信」時代のものは捨てなかった。

 

何故かって?

 

・・・・。

 

何故ならば、そこには私の投稿なんかも、極稀に掲載されているから。

 

ワーハッハッハ!

コレはちょっと捨てられませんなぁ!

 

・・・・。

 

ええ。

これぞ黒歴史ってやつで間違いないでしょう。

(ご褒美のメタリックガバスも室内にはあったはずだか、探しきれず)

 

さて、この大量のファミコン通信。

 

背表紙に目をやると・・。

み~んなビックリのFF6速報!

や、

今日もクロノ・トリガー、明日もクロノ・トリガー!

などの言葉が躍る。

 

うーむ、好きだ。

好きだけど、今読むと何だか赤面してしまう、古い古いゲームタイトル達であるな。

 

・・・・。

 

今日もクロノ・トリガー!

明日もクロノ・トリガー!

何なら毎日クロノ・トリガー!

 

・・・・。

 

ば・・バック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアンでもあればタイムスリップして、過去の自分と会い、

「彼女でも作れ」

と、忠告してやりたいところであーる。

 

古~いファミコン通信なお話。

 

こりゃ今の家に置いても、古過ぎて読み返したりはしないかな・・とか思って、1994年7月8日号を手に取ると、

これまた大好きな「タクティクスオウガ」等の記事が掲載されており、小一時間も読み耽ってしまった。

面白いわコレ。

 

んで、今の自室に何とかスペースを確保し、ファミコン通信60冊を置こうと四苦八苦。

アレコレやっていると、背後から我が妻ワイフ子がボソリと一言。

 

「床が抜けるぞ」

 

ビク!

・・き・・気を付けます。

 

次。

 

スーファミソフト連装砲

続いてはコチラ。

スーファミの「ロマサガ3」であります。

ソフト剥き出し。

 

これはほら、アレですよ。

 

最近リリースされたスマホゲーム、「ロマンシングサガ リ・ユニバース」。

(スクエニのページへのリンク)

あれって、ロマサガ3がベースとなっているそうではないですか。

しかも作曲はスーファミ時代同様、伊藤賢治氏(通称イトケン)なのだとか。

オイオイ、音楽だけでも聴きたいぞ。

 

スーファミ時代のサガがベース。

それを耳にして、私は色々と興味を持ったのです。

(ロマサガを物凄くプレイしたのは2までで、3はあまりやり込んだ記憶が無い。多分そのあたりで私が「おとな化」したのだと思われる。)

 

なのでまあ・・元ネタである本作を正月休み中にプレイするような、決してプレイしないような気もするけれど・・念のために、持ち帰りました。

以上。

 

ああそうだ。

もう一本。

 

「ファーストサムライ」

とかって聞きなれぬタイトルもゲットした。

 

実家の居間でワイワイと飯を食いつつお酒を飲んで、ほろ酔いでレトロゲーム。

中々に良い時間でしたね・・。

 

その時遊んだタイトルのひとつが、このファーストサムライだった。

 

このゲーム。

洋ゲーなのだろうか、色々と演出に違和感がある。

 

侍であるからして和風なのに、ゲーム内で宝箱をゲットすると唐突に

 

♪ハ~レルヤ!

ハ~レルヤ!♪

 

と讃美歌?が鳴り響く。

 

また、ダメージを受けて刀を落とすと、侍のクセに

オーマイガー!

などとぬかす。

 

ほろ酔いの我ら、大笑いでしたよホント。

 

イヤー(ある意味)面白かった。

和洋折衷にも程がある。

 

んでまあ、またプレイして笑おうと持ち帰ったのですが、「素面(しらふ)」に戻った今、冷静に考えると一人では笑える気がしない。

今後、自宅でこのバタ臭い侍と戯れる日は来るのだろうか。

 

次へ。

 

雑貨なのか

お次は雑貨ならぬ、雑・・ナントカを何点か纏めて。

 

皆様は映画のサントラとか、買った事はありませんか?

 

私ですか?

ありますとも。

 

ホレまあこんな感じで・・。

映画有名どころのサントラ何点かと、今でも好きな「ふしぎの海のナディア」のサントラ・・。

ナディアの話は、ここでも何度か話した事があるが、んまあ面白かった。

 

年齢的に当時の私達に突き刺さった作品だったのですね。

 

なのでまあ、実家をガサゴソしますと、色んな関連商品が出土する。

このサントラとか、

 

小説とか。

ついでにガンダム逆襲のシャアの原作らしきものも出土。

(ナディアの「上巻」は、何故か買っていないと記憶する。そして逆シャアは映画版より少しだけ描写がエロい。)

 

少し前に聞いた話だと、十代の多感な時期に「こりゃ凄い!」と感動したりして強く脳にインプットされた音楽や映画等々は、生涯好きなままになるのだとか。

んん、まあそうでしょうな。

スーファミのゲームにしても、物凄く思い当たる節がある。

 

このナディアのサントラ。

ちょっと聴いてみたが、主題歌以外の歌が入っていたりして、「ああ、あったね」となんだか甘酸っぱい気持ちになったのであった。

 

次。

 

空き箱を侮るな

お次は見ての通り、ゲームの・・箱。

以前にゲームの「空き箱」だけをネタに記事を書いた事もあったが、また持ってきたのがこれらの空き箱。

 

ゲームは収集して眺めたりのコレクションではなく、「遊ぶ派」な私。

「遊べりゃいいや」とばかりに大半の箱は捨ててしまっていたが、ガサゴソするとまだ出てきたので、ネコによるダメージを受ける前にレスキュー。

 

上から、

初代スターフォックス、マッスルボマー、ファイナルファイト、スト2、マザー2。

さらにサガ2、FF5、ドラクエ5、ワイルドトラックス・・と。

捨てなかっただけあって、名作揃いではありませぬか。

 

特にワイルドトラックスなんて、物凄くやり込んだぞ。

今思えば、テレビ画面の中でラジコンのように車を操って遊ぶのが私は根っから好きなのだ。

GTAオンラインのような環境が与えられれば、ハマらぬわけはない。

 

これらの箱。

えーと何処にあったかな・・・・お、コレコレ。

 

この海外のフリー素材置き場から拾ってきた画像、

この様にオシャレに積んで楽しむ事とする。

オシャレとは違うかもですけど・・ね。

 

さらにお次です。

 

例のアレを攻略せよ!

私が最近プレイした懐ゲーのひとつ、マリオ64。

文字通りニンテンドー64のタイトルであるこの作品は、久々に遊ぶとビックリするほど難易度が高かった。

クリアだけならまだしも、各ステージで苦労するのが8枚の赤コイン集め。

 

もうすっかり赤コインの場所を忘れてしまったワタクシは、

その攻略本も探して持ってきた。

64なんていわば新しいハードではあるが、それとて20年物だ。

 

実はこれ、ファミ通の攻略本と間違えて買った品なんですけどね・・。

でもまあ、この本でしっかりと120個全てのスターを集めることが出来たし、良本といってよかろう。

今回もお世話になります。

 

さらに、

ファミコン版ドラクエⅢの公式ガイドブックも入手。

これは確か友人から譲ってもらった品だと記憶する。

 

この攻略本、メチャクチャに読み込んだ形跡があり、ボロッボロ。

呪文の解説ページなどは、ちぎれた箇所をテープで豪快に補修してある。

もう昔の事過ぎて、いつ補修したとか記憶に無いぞ。

 

多方面で耳にする話ではあるが、昔はスマホ及びインターネットが無く、こういった紙ベースの情報源はお宝だったのです・・。

これぞ懐古。

 

攻略本、他にもFF8やらなんやら結構膨大な点数があった様だが、新しめ(?)なのは置き去りにしてきた。

またいつか、気が向いたら持ち帰るとしよう。

 

では最後の品へ。

 

キヨ・チャマ・ハゲ

皆様、ご存知でしょうか。

 

「つるセコ」

とか、

「ともだち〇こ」

という言葉を。

 

・・・・。

 

古すぎるかな。

 

「つるセコ」のワードで、ちょっとGoogle検索してみるか。

 

・・・・。

 

やはり。

 

案の定、知恵袋で

「つるセコってなんですか?」

といった質問が上がっておるな。

無理もあるまい。

 

今の若人(わこうど)達がこの語句の意味を知っている筈もなし。

 

ええとですね、それらはこういった漫画由来の決めゼリフでありまして、

「つるセコ」は真ん中の漫画、「つるピカハゲ丸」由来のものだったりします。

 

1980年代、ファミコン全盛期。

小学生向けの漫画雑誌コロコロコミック上では、「キヨ・茶魔・ハゲ」と呼ばれる三大漫画が主力となっていた。

当然、キヨは「かっとばせキヨハラくん」、ちゃまは「おぼっちゃまくん」、ハゲは「つるピカハゲ丸」の略でありますからね。

 

これは例えるならば、ドラえもん、ハットリくん、パーマンの三大漫画を略して「ドラ・ハッ・パー」とかって略称で呼ばれるのと同種のものだ。

 

・・・・。

 

とまあ・・。

懐かしさのあまり何点か持ち帰ったこれらの漫画。

 

読んでみると「あまいぞ!男吾」あたり、絵柄にもさほど古さは感じないし、今読んでも感情に訴えるものがあった。

気になるのは私が主人公の男吾ではなく、男吾のお父さんに感情移入してしまった事であろうか。(なんかお父さんは求職中らしい)

いや、中々に読ませてくれる。

 

えー。

といった感じでありまして。

 

以上のような骨董品をナデナデしているうちに過ぎ去りつつある、私のお正月休み。

皆様はこの休日を、どの様にお過ごしでしたしょうか。

 

最後にもう一度、本年も宜しくお願い致します。

おわり。



11 COMMENTS

あまん

明けましたおめでとうございます。
新年最初の記事拝見します。

「2001年宇宙の旅」ありましたね~作品によってはもう地球や人類は滅んでしま…新年早々縁起でもない話は止めましょう。
聞いた話では昨今ゲームの攻略本やガイドブック類の売り上げがガタ落ちだそうですね。インターネットが普及して〇〇攻略とでも検索すればゴロゴロと…こんな状況だと攻略本が売れないのも仕方のないことかもしれませんね。

私のお正月は基本(理想)寝正月ですけれど、悲しいかな実際はそうは行かないんですよ。
今年もよろしくお願いします。

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ガマ

明けましておめでとうございます。
本年もお忙しい中、コメントありがとうございます。

なるほど、攻略本はそうかもですね(こんなブログやってて言うのもなんですけど)。
以前にマイクラの本を買いに行った事があるのですが、帯に「○○アプデ対応!」とかって記載がありました。毎度のアプデに本で対応するのは中々難しい訳で、その辺も売れない理由なのでしょうね。

寝正月、理想的ですね~。私も元旦は午前中から日本酒飲んで~とか妄想していましたが、今年は実現しませんでした・・。まだほんの少しだけ休みがありますので、極力ダラダラしようと企んでおります(笑)。

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あまん

今の攻略本は帯にそんな事が書かれてるのですね。
GTAオンラインガイドブックがあったら大変な数になって出版が追いつきませんね。買う側としてはそんに何冊も買えませんし、それが無かったお陰かインドア秘密基地に辿り着き今でも長く遊び続けられています。インドア秘密基地が無かったらもっと早くに辞めてしまっていたかもしれません、これはガマ様には足をむけて寝られませんね(-m-)”アリガタヤアリガタヤ

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ダコダコ

あけましておめでとうございます。
茶魔やハゲ丸!
懐かしい!!まさにリアルタイムで読んでました!
当時は茶魔語が学校で流行ってたなぁー…
また読み返してみたいです(笑)
そして本年もよろしくお願いします。

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ガマ

明けましておめでとうございます。
よかった、ハゲ丸に反応して下さる方がいて(笑)。
結構流行ってましたよね、茶魔やハゲ丸。読む漫画雑誌はコロコロ派、ボンボン派には分かれていましてけど・・。
こちらこそ、本年もよろしくお願い致します。

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fromjetcity

今年もよろしくお願いします。
コロコロ読んでましたね〜中でもおぼっちゃまくんが1番記憶に残ってます…ど下品でしたよね〜笑
私は実家に行ったときにワギャンランドっていうソフトが見つかってなんともいえない気持ちになりましたね笑

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ガマ

本年も宜しくお願い致します。

流行ってましたからね~。おぼっちゃまくん。ウンコやらなんやら、確かに物凄く下品でした。他、ぞんべえ?とかってゾンビの漫画がかなりグロかったのを覚えています。今じゃ考えられませんね。

そんなお下品を排除した現在のコロコロを最近少しだけ読んだのですが、人気の作品は大人が読んでも結構面白くて驚きました。

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のり塩ポテチ

あけましておめでとうございますガマさん。 今年もこの自称環状ランナーをよろしくお願いします~ そういえばガマさん、今年は80年代のアニメ映画『AKIRA』の時代設定と同じ年なんですよ~ AKIRAめっちゃ面白くてバイクもGTAで再現しちゃいましたw ガマさんも『AKIRA』、1度見てみませんか?

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ガマ

コメントありがとうございます。本年も宜しくお願い致します。

おお。AKIRAも2019年の世界が舞台なのですか。AKIRAは一応、ジャンクLDを買ってあるので見てみますと~・・。お、本当だ。2019年のネオ東京が舞台だとの記載がありますね。まだ何度かしか観ておりませんが、私も面白い作品だと思います。ナウシカと一緒で漫画版も読んでみたくなりますね。

しかしブレードランナーにしてもAKIRAにしても、決して「明るい未来」ではありませんね・・(笑)。今年が良い年になりますように。

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共産趣味な男

1年後から失礼します。ガマさんのこういう雑談系の記事大好きです。時々更新されるブログとYouTubeいつも見てます。

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ガマ

コメントありがとうございます。
こんなの書いてたんですね・・・。
もうすぐ年末年始。また何か拾ってきたら更新しようと思います(笑)。

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