「ファイナルファンタジーⅥ」大好きだったゲームの話



良作サターンソフトの魅力

皆様こんにちは。

インドア好きのガマと申します。

 

最近は前にも増して、頻繁にハードオフに出入りしています。

インドアを楽しむのに、ハードオフは欠かせないパートナー。

 

前回買った、普通に動くセガサターン本体200円

早速「ヴァンパイアハンター」で、一時間程遊んでみましたが、このソフト、素晴らしく出来がよい。

ヴァンパイアシリーズは、あまりやり込んだゲームではありませんが、スト2全盛期のカプコンの作品であり、当時の注目度も高かった。

 

ゲーセンで初見した時、その滑らかなキャラクターの動きには衝撃を受け、他人のプレイを観て大変にワクワクしたものです。

やり込んだ人のアナカリスとか見てしまうと、とてもじゃないが乱入する気にはなれませんでしたが・・・。

 

そんな出来の良い作品達が、ハードごと買っても数百円で自分の物になってしまうハードオフ。(上手いこと巡り会えれば)

これからも上手に付き合っていきたいものです。

 

重苦しい雰囲気のFFⅥ

さて、今回はファイナルファンタジーⅥのお話。

Ⅵは今更解説するまでもない、スーファミのRPGの最高峰のひとつ。

1994年4月2日(土)発売、定価11,400円(!)。高い。

Ⅵは、これまでのFFシリーズと比較すると、随分と映画ライクになり、何か雰囲気が重たい作品でした。

 

発売当時、私は高校生。

 

無邪気にゲームをプレイする友人が減っていく中、私はゲーマー街道一直線。

新作ゲームを買うために、アレコレとアルバイトをしてたっけ。

 

スーファミソフトとは言え、当時の定価で11,400円もした訳ですから、月々の小遣い程度では、当然賄いきれず、アルバイトせざるを得なかった訳です

(しかしそんな高かったっけ・・・記憶が無い)。

 

発売時、前作のFFⅤの出来がとても良かった事もあり、楽しみ過ぎてヤバかったですね。

 

で、電源オンからのデモを観た第一印象は、「何か期待してたのと違う」だった。

FFⅤでは、タイトル画面無操作で出てくるデモがとても綺麗で、明るく希望に満ち溢れたものだったのに対し、Ⅵはいくら何でも暗すぎた。

 

序盤からストーリー自体も暗いし、初期に登場する主人公キャラ、ロックの明るいテーマ曲が救いだったのをよく覚えています。

ストーリー上、フィールドを自由に歩き回れるようになるまでには時間を要しましたから、きっとフィールドに出れば明るいBGMが待っているんだ、と信じてゲームを進めてて。

 

やっとの事で最初の町、炭鉱都市ナルシェの外に出たら、また音楽が暗くて、とてもショックでした(笑)。

しかもFF6のフィールドは、徒歩でもこれまでの作品で言う、飛空挺に乗っているかのように傾いて表示されており、クッキリと表示されていない為、慣れるまで凄い違和感だった。

 

このゲーム全体の暗い雰囲気は、結局クリアまで一貫して続くもので、今となってはこれがFFⅥの魅力ではあるのですが、当時の私はストーリーを進めれば、どこからか明るい雰囲気に変わるものと信じてプレイしていました。

 

ジョブチェンジは無いけれど

当時よく言われていたのは、FFシリーズ1・3・5と2・4・6どちらが好みかと言う話。

奇数シリーズはジョブチェンジシステムに代表されるように、ゲームシステムとしての面白さを追求した作品。

一方の偶数シリーズは映画の様なストーリー重視だと。

 

一概に言い切れる訳ではありませんが、開発チームが分かれて居る等の具体的な理由もあり、大体あっているように思います。

私は偶数派か奇数派かと問われれば、まあ・・・FF派かな。

ずるい答えですが、FF6をプレイすれば御理解頂けるかと思います。

 

骨太のストーリーがあり、ジョブチェンジシステムは無いFF6ですが、アクセサリーを使いこなすことで、ある程度ですが、肉体派にも魔法派にもキャラを育成することが出来ました。

まあ筋肉質なマッシュを魔法使いにする奇特なプレイヤーは居ないでしょうが、セリスやティナはどっちでも似合うし。

 

前偶数作である、ただ育てるだけの育成しかできなかったFFⅣに比べると、そのシステムは大きく進化したものだったのです。

そして偶数作であるが為・・・だけではないでしょうが、この作品のエンディングはFFシリーズナンバーワンの出来栄えで、一見の価値ありです。

 

是非苦労してクリア後に御覧あれ。

 

ファイナルファンタジーⅥ。

早い段階でプレイステーションにも移植されていた為、現在バーチャルコンソールでも、ゲームアーカイブスでもプレイが可能。

その上、中古市場には各ハードのものが溢れかえっています。

 

未プレイの方には、レスポンスの良さとから是非スーファミ版をお勧めしておきます。

 

最後に、上で書いたFFⅥを含めた当時のスーファミソフトの値段の高さ。

ちょうど94年のファミコン通信があったのでちょっと見てみました。

すると、確かにFFⅥは11400円。

ですがそれはFFに限った事ではなく、スーファミの有力タイトルは軒並み一万円前後・・・。

 

うーむ。

 

ある意味暗黒時代ですね・・・高過ぎですよ。

 

こりゃ益々ハードオフのジャンクソフトがお宝に見えますな。

 

それではまたお会いしましょう。



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