「迷宮組曲」大好きだったゲームの話

皆様こんばんわ。

インドア好きのガマと申します。

 

昨日今日と連続で真夏日。

もー暑かったですねー(*_*;)

 

昨日は朝に1つ記事を書いてから、美容院でも行こうかと思ったら、かなりの混雑。

通っているのが、予約制ではない店なんです。

 

諦めて車でどこか行こうか、となったんですが、エアコンの効きが悪い車たったので我慢の限界に。

珍しく喫茶店にインして涼を取りました。

 

コーヒー飲めないんで、バナナスムージーとやらを頂きましたが、ウンマイですねーあれ。

名作「迷宮組曲」

さて、今回は1986年にハドソンソフトから発売されたアクションゲーム「迷宮組曲」のお話。

発売当初のハードはファミコンでしたが、その後ゲームボーイ、アドバンスに移植、バーチャルコンソールでもプレイ可能。

人気の高さが伺えますね。

 

私の家では確か、2つ上の兄の独断で購入に至ったかと思いますが、今では私の宝物の一つです。

 

このゲーム。

ガーランド城と呼ばれるお城を攻略していくゲームなのですが、各ステージが、「〇〇の部屋」と呼ばれ、それぞれ特徴があり、ファンタジックでとても良い作り。

 

その中でも、私はブロックに頭突きしてアイテムを出すことで入れる、ボーナスステージが大好きでした。

タイトルの、「組曲」とはボーナスステージに出てくる、子分のような奏者達を、各ボーナスステージごとに1人づつ救出することで、完成される音楽のこと。

 

別にボーナスステージは無視しても先に進めるのですが、これがお金に直結しており、お金が結構重要となるシステム上、全てやった方が圧倒的に有利に進むことができました。

 

このゲーム、ハドソンのゲームらしく、タイトル画面にABボタン連打速度のテスト機能があり、自分が所謂 「何連射」 かを、テストする事がができました。

「高橋名人は16連射」とかのアレです。

 

1階のボスを倒すことでコンテニューが可能になるのですが、コンテニュー前に、この連射力テストで、極力高いスコアを残しつつ、素早くコンテニューすることで、その値がボーナスステージに反映されたのです。

 

一応、裏技だったのかな。

 

例えば、タイトル画面で、10秒間に160という連射の数値を残しつつコンテニューすると、ボーナスステージ開始直後、スコア160からスタートする感じで。

 

このゲームでボーナスステージで大金を得ることは非常に重要でした。

なので、なるべく高い連射の値を出す為、様々な工夫をしたものです。

 

最初は高橋名人のように指先を震わせ、たいした結果が出ないと分かると人差し指と中指で交互にボタンを叩く、「ピアノ打ち」をしてみたり。

それでも駄目と分かると、色々と道具を使ってボタンを叩いたりしました。

やればわかりますが、素手であのスコアを出す、名人は本当に凄い。

 

名人とは比べるべくもない、一般子供の私がベストスコアを叩き出した道具は、母親の口紅のケースでした。

筒状の丸みを利用して、ABボタンを横方向に、激しく擦りまくったのです。

こんなアナログ連射でもそこそこのスコアが出せ、結構稼げました。

 

ボーナスステージは各部屋1度きりの出現でしたので、各ステージを回り、ワザと死んでは、

タイトル画面で連射→コンテニュー→ボーナスうはうは

を繰り返し、ちょっと子供には難しすぎる、中盤から終盤の戦いに向けて、お金を蓄えたのです。

 

ボスが怖いよ迷宮組曲

このゲームの特徴の一つにボス戦の怖さがあります。

ボスルームでのタイマンという、当時のファミコンゲームとしては珍しい形で、ハッキリとした中ボスが各フロアで待機していました。

 

そしてそれらのボスが一々怖い。

 

中でも圧倒的な怖さを誇っていたのが、井戸ステージに出てくる中ボスの「ドーマ」

 

他のボスたちに、「鳥の化け物」という統一感があるのに対して、このドーマは一見して何の化け物かすら分からない。

 

何かフワッとした赤い塊・・・

・・・モップ?・・が、なんか怒ってる?

 

その容姿は何とも表現し難いが、強いて言えば、

 

怒り狂うムック

 

ファミコンのドット絵からすら、その邪悪さが伝わってきます。

何かに怒り狂ったムックが、轟々と火を吐きながら飛び跳ねる。

企んだような薄ら笑いを浮かべながら。

 

初めて出会った時の恐怖といったら・・・。

 

もう逃げ出したい。

 

しかもこのゲームのボス戦は、ボスルームに入った瞬間、まくし立てるような音楽と共に、かなり唐突に始まるので怖さ倍増。

他のボス同様、一旦逃げることも出来ましたが、このドーマから逃げると、ステージのかなり離れたところまで戻されてしまう為、精神的にもキツイ、逃げることは許されない戦いでした。

 

あれは怖かった。

 

未経験なら是非プレイを

実は私がこのゲームをクリアしたのは、20代前半になってからでした。

 

小学校低学年には難易度が高かったのもありますが、慣れていないとクリアまで数時間は必要となるため、データセーブもパスワードによる復活もないこのゲームを完遂する長い時間が、子供の私には取れなかったのです。

 

二十歳過ぎてのプレイでも、飽きさせずにクリアまで出来てしまうこのゲーム。

名作と言わざるを得ません。

 

ここで一句。

 

熱帯夜

ドーマの恐怖で

涼をとる

 

それではまた(笑)。

 

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3 COMMENTS

あまん

ガマ様ご無沙汰しております。
記事とはほぼ関係なくてすみません。
ひふみんこと加藤一二三さんをダクっていて見つけた記事、その記事にひふみんと誰かのツーショット写真が載っていました。
その誰かというのは還暦を迎えられた高橋名人だそうです。お名前と当時流行ってたシュウォッチ(先生に見つかって没収されたアレですよね)は知ってましたけれどお顔を見るのは初めてです。
13連打…GTA5の×ボタン連打で駆けるのは次のGTA6で改めて欲しいです。

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ガマ

いつもコメントありがとうございます。

なんか最近テレビで見掛けましたね、そのツーショット。シュウォッチ懐かしい(笑)。
高橋名人といえば、この動画。最高なんですよね。
https://www.youtube.com/watch?v=A6MoEj_Hs7Y
全編30分ほどの映画の一部らしいですが、何度見ても笑えます。

GTAの全力ダッシュは確かに大変ですね・・。

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あまん

ツーショットはeスポーツの大会告知イベントだそうです。
動画拝見しました・・・はじめ何をしているのかわからなくて何度か見直してやっと何をしているのかわかりました(映画「GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突大決戦」のオープニング?)。
私の最近面白かった動画は https://www.youtube.com/watch?v=xuQcCHJ4YxA です。
バイオリンを持った男性があることしてリムスキー・コルサコフの「熊蜂の飛行」を演奏?する動画なのですけど…その頬っぺたが凄いですキャハハハハッ!!(≧▽≦)彡☆バンバン

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