【懐ゲー】プレステ2の「塊魂」に大ハマりした話

皆様おはようございます。

私はインドア好きのガマと申します。

 

突然ですが、昔のゲームで遊んだ話が始まります。


あんた、どこから来たの?

2021年、2月某日。

休日だったその日、昔のゲーム、いわゆる「懐ゲー」で遊びたくなった私はゴソゴソとゲーム棚を漁っていた。

 

「ウエッホン!

どれにしようかな~。」

普段はあまり触らないから、棚から舞い上がるホコリが凄い。

 

「よーし今日はこれ等で遊ぶとしますかね・・。」

私には時々遊び返したくなる「定番のゲーム」というのが幾つかあって、先ずはそれらで遊び始める。

 

ストリートファイターコレクション、グラディウスⅤ、パラッパラッパー2・・

・・ウンジャマ・ラミーと順に起動していく。

(今回の懐ゲーチョイスには理由があり、久しぶりに薄型のPS2を起動してやりたかったんですよね。何せ古い品なのでメンテも兼ねて、という感じ。)

 

それらの懐かしいゲーム。

個々に楽しくは遊べたものの、どれもこれも過去に頻繁に遊んだ作品達であり、飽きるのも非常に早かった。

 

他に何かないかな・・ゴソゴソ。

 

すると、PS2の「塊魂」というゲームが目に止まった。

 

塊魂(カタマリダマシイ)

えーと・・。

なんだっけコレ?

 

・・・・。

 

タイトルは「塊魂」。

2004年頃発売された、ナムコのゲームであるらしいこの人。

 

正直な話、買った記憶が全く無いゲームである。

私はその昔、凄い勢いでセガサターンやプレステ1及び2のソフトを買い集めていた時期があり、これは恐らくその時手に入れたもの・・だと思う。

・・けど、本当に記憶がかない。

 

買い集めていたのは100円、200円といった安価なゲームばかりだったから、これはハードオフのジャンク100円コンテナ内のゲーム、又はヤフオクの「〇〇本セットで2000円!」とかを購入した際に紛れていた物と思われる。

ココのブログ内検索で「塊魂」を検索してもヒットしないので、過去に記事にしてはいないよな。

となると、ハードオフ由来のものじゃない・・のかな。

 

まあいいか。

「カタマリダマシイ」は耳にした事のあるタイトルだし、有名どころなのだろう。

早速遊んでみますかね・・。

 

ゲームを起動。

チュートリアルを経て、1面・・2面・・。

 

・・・・。

 

面白いなコレ。

 

内容としては、小人が小さな「塊」をゴロゴロと転がしていき、雪だるま式に周囲のものを巻き込み、その「塊」を大きく成長させていくゲーム・・。

単純に思えるのだが、コレが凄く面白い。

 

勝因はその味付け。

BGMは他のカッコイイゲームとは一線を画しており、非常に独特なもの。

タイトル画面で流れる曲は、なんとオッサンの鼻歌(?)風だ。

他、各ステージの曲もクセは強いがまた聴きたくなるオリジナルソング風のものが多く、非常に力が入っている。

 

・・・・。

 

何だろうこの感じ。

どこかで見たことあるような・・。

 

そうか。

これってパラッパラッパー・・

のテイストにちょっと似ているよな。

 

んん~・・でも何か違う。

なんだっけ、この感じ。

 

風変わりなキャラクターと独特な世界観。

キャラにはカワイイのが多いけど、オッサンなんぞもいる。

 

うーん・・。

この感じ。

絶対に昔、「塊魂」以外で見た事あるんだよな・・。

 

ゲームのプレイを休止、暫し考え込む私。

 

・・・・。

 

そうか。

 

これって、

 

昔テレビでやってた

 

ウゴウゴルーガ

のテイストだ!

(写真は1993年夏頃の週刊ファミコン通信)

 ー解説ー

「ウゴウゴルーガ」とは、1992~94年にかけてフジテレビ系列で放送されていた(おそらくは)子供向けのテレビ番組。

内容的にはポンキッキ・・ともまた違うし、何とも説明しがたいが・・歌や格言、動物紹介などの小さなコーナーで番組が構成されていて、そこにはそれぞれ魅力的なキャラクターが配されていた。

大便器からにゅっと現れる「プリプリはかせ」とか、不気味な可愛さをもつ「ミカンせいじん」とか、最早意味不明な「あにき」とか。

番組自体は子供向けのバラエティー・・に思われたが、その面白さから半大人化した我々世代にも非常に人気があり、ある時期には子供以外にも多くの若者が観ていた。

そして登場キャラクターの大半がCGで描かれていたことから、ゲームである「塊魂」から私は「ウゴウゴルーガ」を連想したという訳だ。

いや~。

好きだったもんな、ウゴウゴルーガ。

朝の番組だったもんだから、ウゴウゴ観たさで遅刻した事もあったっけ。

そして画像のファミ通の背表紙はミスティッククエストとロマサガ2か。

・・懐かしいワイ。

 

その日の午後、ず~っと。

大好きだったテレビ番組風のテイストをもつ(と感じた)ゲーム、「塊魂」を私はプレイし続けた。

 

体に異変が

プレイ開始、4時間くらいが経過。

ほぼぶっ続けで遊んでいた私は、体に異変を感じた。

 

何だか腹がムカムカし、吐き気を催してきたのである。

むむっ・・。

 

とても嫌な、某ウィルスが幅を利かせているこのご時世。

「具合が悪いな」と明確に感じつつも、直ぐには口に出せない。

 

スマホで密かにコロナの初期症状を検索する。

最もよくある症状としては、発熱、空咳、倦怠感・・とあり、吐き気が筆頭!っという感じではない。

とりま、感染の疑いは無さそうだ。

 

では何だ、この気持ち悪~い感じは。

マジで吐きそうなんだけど。

一瞬、昼に食べた卵かけご飯を疑ったが、以前生卵に当たった時の激しい症状ともまた違う。

 

うっぷ、ダメだ横になろう・・。

塊魂のプレイを止め、私はベッドに潜り込んだ。

 

・・・・。

 

と、ここである事に気が付く。

これってさ、3D酔い(ゲーム酔い)なんじゃないかな。

 

塊魂は、もろに3Dのゲーム。

 

プレステ2の古いゲームとあって、視点変更やその操作感もスムーズとは言い難いものであり、じっと見ていると酔いやすい・・気がする。

加えて、2004年の発売当時よりは随分と大きく奇麗に進化したテレビに接続し、悪い画質を引きのばしてさらに悪くした様な状態で遊んでいたので、それもマズかったらしい。

ググってみると症状もピッタリであり、こりゃ3D酔いに間違いないぞ。

 

今までは・・。

今までは、どれだけぶっ続けでエスコンやGTAをやっても3D酔いなんてした事ないのに・・。

私も落ちたものである。

アソコに水を

「3D酔い」とは、船酔いに近いものらしい。

言われてみれば私は乗り物酔いもするし、酔ってしまうという意味で船はかなりの苦手。

 

船酔い・・か。

 

その昔。

テレビの「探偵ナイトスクープ」で即効性のある船酔い対策の話をやっていた。

随分と昔の事でその記憶も朧気だが、それは確かこんな内容だった。

酔ってしまった人が居たら、

 

1、本人の意図しないタイミングで首筋に冷たい水をかける。

2、続いてチ・・股間の辺りにも、その水をかける。

 

冷たい水を決まったポイントに急にかけ、ビックリさせる。

これで船酔いから瞬時に立ち直っていた筈だ。

真偽のほどは定かではないが、見た限り信憑性はあった様に思う。

 

・・・・。

 

試してみる事にする。

早く「塊魂」の続きをプレイしたいしね。

 

本気で吐きそうではあったが、何とか立ち上がり風呂場へ向かう。

うう・・アソコに水、アソコに水・・。

 

この方法のコツは「ビックリさせる」事にあるという。

よって、「本人の意図しないタイミングで」というのが重要。

自分でやっては駄目だ。

 

家族にお願いするしかないな・・。

 

ここは私の妻である呼称「ワイフ子」に水かけ役をお願いする事にする。

 

・・・・。

 

私「あのさ、いま気持ちが悪くて・・。」

 

ワイフ子「ああ、良くならないの?」

 

私「うん治らない。

 

それでさ、唐突だけど・・・

 

・・・

 

チ〇コに水

 

かけてくんない?」

 

ワイフ子「え・・?」

 

彼女の眉間に深いシワが寄った。


酔わないように

結果。

上手い事私がビックリするタイミングで股間にドバっと水をかけてもらい、3D酔いの症状は・・。

 

それなりに改善した(マジ)。

 

正直言って吐き気の余韻・・胃のムカムカ感は残っているけど、かなりシャキッとし、ゲームくらいなら直ぐに再開出来そうである。

(背中に冷水をかけて心臓麻痺したら嫌なので、水をかけたのは股間だけ。)

 

スゲェな、ナイトスクープ。

なんて役に立つ番組なんだ。

 

では「塊魂」を再開・・っと。

 

・・・・。

 

また酔ったら嫌だな~とか思いつつ、ふと思いつく。

 

これさ。

こんな面白いゲームなら続編、「塊魂2」とかあるんじゃないかな?

高画質の。

人気もありそうだし。

 

それではとPS4のストアで検索すると・・。

 

あった。

「塊魂アンコール」というタイトルが。

しかもコレ、発売が2020年の11月。

つい最近ではないか。

なんというかもう、運命的である。

 

残念ながら続編ではなくHDリマスターらしき「塊魂アンコール」。

3D酔いの原因のひとつとされる「悪い画質を凝視する」を、これで回避出来るのではないだろうか。

 

PS2版で酔うまで、9面くらいまで遊んでしまった「塊魂」。

「アンコール」は単なる高画質版なので、その内容は同一のもの・・だよな。

となると、3500円は即決できる価格ではない・・なぁ。

 

・・・・。

 

でも決めた。

ストーリーにまだ先もありそうだし、今日はこれを買って遊ぼうと思っております。

 

おしまい。

(すいませんね、GTAのお話ではなくて。)

5 COMMENTS

ユオキ

更新お疲れ様です!
自分も最近久し振りにPS3でハマっていたゲームをプレイしたタイミングだったので、かなり共感できるところが多かったです。3D酔いはしなかったのでアソコに水をかけることはありませんでしたが(´・ω・`)

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ガマ

コメントありがとうございます。
少し古いゲームでも、面白さは変わりませんよね。その影響でGTAが滞ってしましましたが・・。

そしてPS4版でも同じように酔いました(笑)。対策として視線を少し外しながら遊んでいます。

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マーくん

更新作業お疲れ様でございます。

懐ゲー…。僕自身はゲームに触れたのが周りの世代と比べて少し遅かったので、それを今取り戻すかのように、休みの日はゲーム三昧ということを繰り返す日々を貪る生活です…笑

懐ゲーをやってるうちに楽しさと寂しさ(あの頃にはもう戻れないのかという気持ち)に同時に襲われて、溜息をついてしまうことも屡々ですが…泣

カタマリダマシイ…耳にしたことがあるような気がしますが、SONYのハードはポータブルをメインに遊んでいたので、その辺(ps2)のソフトに関しては一周して、もはや新鮮さすら覚えるレベルですね。

私自身の印象的な懐ゲーといえば、ポータブルのソフトで『勇者のくせになまいきだ(通称:ゆうなま)』のシミュレーションモード?なるものを延々と遊んでいた記憶があります。ストーリーをほぼ進めずに、作業ばっかりのそんなゲーム大好きなんですよね。ガマさんはアクションやRPGなどよりも箱庭系のゲームに傾倒されるタイプのかたなんでしょうか?

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ガマ

いつもありがとうございます。
昔のゲームって、遊ぶ事でその当時をかなり詳細に思い出しますよね。若かった自分と周囲の人とのエピソードとか、当時食べたスナック菓子の事とか・・。こういうの胸キュン・・いや、エモいとかって表現すれば良いのでしょうか(笑)。

PS2のソフトはハードオフジャンクで投げ売りされている事も多く、ローリスクで色々遊べて楽しいかもしれません。みんなのテニスやゴルフ、ぼく夏2とかの名作をチョイチョイ見かけます。塊魂は見掛けたらお宝だと思いますね。

んん~・・言われてみれば、PS以降の時代のアクションゲームはあまりやらないかもですね。スーファミの頃はスーパー魂斗羅や超魔界村なんかを死ぬほど遊びましたけど。

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秋名

塊魂懐かしすぎる!塊が大きくなってくると地面を剥がしたりして楽しいんですよね。(まあ最終的には、宇宙に行って星を塊の一部にするのですが。)まあこれが気持ちいのなんのって。というか今でも売っているのですね塊魂。

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